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ビスダイン療法を受ける方へ
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- 検査実施から治療開始まで
- 眼底検査、蛍光眼底造影を行い、あなたの加齢黄斑変性症のタイプがビスダイン療法に適しているかどうかを判断します。適していると判断された場合、医師はあなたにビスダイン療法について説明し、この治療を受けるかどうか確認します。あなたがビスダイン療法の内容を十分に理解し、受ける場合は、治療の同意書を提出していただきます。
- (これは他の治療方法を実施する場合にも必要な手続きです)
- ビスダイン療法当日にご準備いただくもの
- ビスダイン療法の日時が決まりましたら、治療当日は病院に以下のものを着用または持参してください。
- ビスダイン投与後は、皮膚や目が日光などの強い光に対して過敏に反応しますので、強い光から保護する必要があるためです。
- サングラス(暗い色のもの)
- 手袋
- ツバ付の帽子(ツバは大きいほうがよい)
- 長袖のシャツ
- 長ズボン(スカートは不可)
- 治療内容
下記の順番に従って、治療が進んでいきます。
- 使用するビスダインの量はあなたの体表面積によって決まります。あなたの身長と体重から体表面積を算出し、それに応じてビスダインの溶液を調合します。
- 調合したビスダインの溶液を、10分間かけて静脈に注射します。
- 注射終了後、眼に点眼の麻酔薬をさします。
- 特別なコンタクトレンズを装着し、注射開始後15分のタイミングでレーザーを病変部に83秒間照射します。
- このレーザーの働きによって活性化されたビスダインが新生血管の進展を抑制し、退縮させます。このレーザーは熱を発生させないので、組織を焼くようなことはありません。
- 起こりうる副作用
- 国内臨床試験の結果、次ページの副作用が確認されています。治療した眼に起こりうる視力低下などの視覚障害や薬剤の投与に関連する痛み、循環器系の障害には注意が必要です。また海外では、国内臨床試験で報告されなかった光線過敏性反応(治療後に強い光を浴びたことによってやけどの様な症状になる)、注射部での副作用(薬剤の漏れによる炎症や出血など)が報告されています。
- 詳しくは担当の医師にお問い合わせください。
- 副作用
| 安全性評価対象例数 |
64例 |
| 副作用発現例数 |
27件 |
| 副作用発現率 |
42.2% |
| 副作用発現件数 |
59件 |
| 副作用の内訳 |
発現例数(%) |
治療対象眼の副作用
視力の低下、視覚異常(物が正常に見えない)、眼が痛む、網膜下出血など |
13(20.3) |
一般的全身障害
頭痛、注入に関連した背部痛 |
4(6.3) |
心血管系障害
不整脈、心筋梗塞、
血管形成異常(動脈の異常)など |
3(4.7) |
消火器系障害
吐き気、すい炎 |
2(3.1) |
血液リンパ系障害
好酸球(血中の成分)の増加など |
3(4.7) |
泌尿生殖器系障害
血尿、糸球体炎(じん臓の炎症) |
3(4.7) |
代謝・栄養障害
尿蛋白、高コレステロール血症など |
7(10.9) |
筋・骨格系障害
関節痛 |
2(3.1) |
神経系障害
脳梗塞、痴呆、うつ病など |
5(7.8) |
皮膚・皮膚付属器障害
そう痒感(かゆみ)、発疹 |
2(3.1) |
- 治療後の注意
- ビスダイン投与後48時間は体内から薬剤が完全には排出されていません。そのため皮膚や目が日光などの強い光に対して過敏に反応するので、それらの強い光を浴びないように注意する必要があります。また、それ以降であっても治療5日目までは、できるだけ日中の外出を避け、強い光は浴びないようにしてください。
- 初回の治療後は、より確実に強い光から保護するために、2日間の入院をしていただきます。2回目以降の治療後の入院の必要性については担当医とご相談ください。
- 治療後2日目までの注意事項
- リストバンドを48時間着用していただきます(医師または看護師が装着します)。あなた自身の光に対する意識を持続させるとともに、万一下記のような手術をしなければならない時に、医師への注意を促すのが目的です。
- 歯科や外科手術で使われる強い照明を浴びないでください。
内視鏡の光にもご注意ください。加齢黄斑変性症以外の病気で、通院・治療の必要が生じた場合は、治療前に必ず医師に申し出てください。
- 日光についての注意事項
- 直射日光を避けてください。
- 買い物などの外出は、できるだけ日が落ちてからにしてください。
- 日中に外出する場合は、サングラス・手袋・ツバ付の帽子・長袖のシャツ・長ズボンを着用してください(治療時に持参するものと同様:26、27ページ参照)。
- 日中は窓にカーテンをかけてください。
- 天窓からの日光にもご注意ください。
- 紫外線のみを防止する日よけやカーテンには、今回の治療後の皮膚を日光から守る作用がありません。
- 日焼け止めクリームには、今回の治療後の皮膚を日光から守る作用がありません。
【海外における事例】
- 治療後2日以内に日光にあたったために起こったと考えられる光線過敏症などの症状が6例報告されています。(海外でビスダイン約63万本が販売された時点で報告された数です)
- 屋内外の照明に関する注意事項
- 暗闇や暗室にとどまる必要はありません。蛍光灯などの通常の室内灯の光は積極的に浴びてください。これらの弱い光には体内に残った薬剤(ビスダイン)を早く代謝させる作用があります。
- テレビを見ることは問題ありません。
- 裸電球やネオンライトなど強い光のそばに長時間いることは避けてください。
- ハロゲンランプの強い光を継続的に浴びないでください。ハロゲンランプは主に次ページのものに使用されていますのでご注意ください。
家庭内では
- 読書用の照明に使われている場合があります。読書には普通の蛍光灯の照明をご使用ください。
- ハロゲンランプが使われているオーブンレンジやコンロなどの調理器具は、使用しないでください。
- ハロゲンヒーター(暖房器具)は、使用しないでください。熱源にハロゲンが使われているコタツは、使用しないでください。
仕事場では
- コピー機、スキャナー、映写機、オーバーヘッドプロジェクターの光源は避けてください。
その他
- 車のヘッドライトに使用されていますので、長時間ライトの前に立たないでください。
- ショールーム、写真撮影スタジオ、舞台の照明にあたらないようにしてください。
【海外における事例】
- 治療当日に60Wの電球に4時間あたったため、治療当日に強いネオンライトの下にいたため、治療翌日に75Wの光から75cmの場所にいたために起こったと考えられる光線過敏性反応などの症状が各1例報告されています(海外でビスダイン約63万本が販売された時点で報告された数です)。
- その他
- 日焼けサロンを利用しないでください。
- 2回目以降のビスダイン療法は、外来で行う場合があります。その場合も強い光を浴びないように十分注意してください。
- 治療後3〜5日目の注意事項
- 治療後3〜5日目にも、海外で下記のような副作用が報告されていますので、できるだけ日中の外出は避け、治療後2日間と同様に光に対する注意を払ってください。
【海外における事例】
治療後3〜5日目の外出による光線過敏性反応1例、および日焼けなどが3例報告されています(海外でビスダイン約63万本が販売された時点で報告された数です)。
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